2018.05.22

腰痛の主な原因

こんにちは!あさひ鍼灸接骨院、院長の齊藤と申します。
ホームページをリニューアルしてから初めてのブログ投稿です。
今回は「腰痛」の主な原因について書いていきたいと思います。

整形外科学会の調査によると、日本で腰痛の人は約3000万人いると推計されています。約4人に1人です!とても多いですよね。

一口に「腰痛」といっても、その原因は様々あります。腰痛を原因別に分類すると、脊椎の病気、内臓の病気、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど、腰の神経の障害によるもの。その他、原因が特定しにくい非特異的腰痛に大きく分けられます。

腰痛を起こす重い脊椎の病気には、バイ菌感染による化膿性の脊椎炎、がんの骨転移、圧迫骨折などがあります。これはだいたい、腰痛全体の約1%の患者さんがいると考えられています。

また、内臓からは神経の多くが腰に伸びており、慢性の膵臓炎、腎炎、尿路結石、慢性の十二指腸潰瘍、子宮筋腫などで腰痛が起こることがあります。これら内臓の病気による腰痛は、腰痛全体の約2%の患者さんがいると考えられます。

そして、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど腰の神経の障害により起こる腰痛は、腰痛全体の約10%の患者さんが占めています。このように原因を特定できる腰痛は全体の約15%で、残りの約85%は原因を特定しにくい非特異的腰痛で、一般に腰痛症や坐骨神経痛などと診断されます。ほとんどの腰痛は以外にも原因不明なのです。驚きですよね。

非特異的腰痛の多くは、腰の椎間関節や筋肉などに原因があるといわれていますが、原因を特定するには、非常に細かい検査を何ヶ所も行わなければならない為、原因の特定までは行わず、痛みをとる治療が優先されます。

しかし原因が特定出来ない腰痛でも、何かしらの原因があるため痛みとして症状が現れている訳です。我々が治療している腰痛患者さんのほとんどは、この非特異的腰痛です。
次回のブログでは、非特異的腰痛についてもう少し詳しく書いていきたいと思います。

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