皆様おはようございます！
副院長の五十嵐ですm(_ _)m

治療していると患者さんから相談される事が結構あります。

その中でもダントツで多いのが

「私、背骨が歪んでるんです。。。」

どこかで診てもらったことあるんですか〜
と聞くと

「いや、姿勢悪いし何となく。。。」

確かに背骨が歪んでいると、

・肩こりや腰痛の原因になる。

・関節の動きが制限されるため、硬くなってしまう。
・姿勢が悪くなる。

・筋肉が硬くなり、血流が悪くなる。

など身体にとって悪い影響が出てきます。

でも、大丈夫！！！

実際に身体を診てみると、背骨自体が歪んでいるということはほとんどありません。

これはどういったことなのか。

<歪みという名の勘違いと正体>

一般的に良く言われる背骨の歪みというと骨自体が変形して、歪んでしまっているとイメージする方がいます。

もちろん、中には骨自体が変形しているケースもありますが、骨自体が変形していることはほとんどありません。

では、歪んで見えている正体は一体なんなのでしょうか。

それは、関節がズレてしまっているということです。

関節がズレしまう原因として挙げられるのが、筋肉や靭帯などがほとんど。

これらは縮んだり、伸びたりする性質を持っており、
どちらかにバランスが偏ってしまうと引っ張られて関節のズレを起こす原因に繋がったりします。

<関節のズレを正しい位置に戻す方法>

関節のズレを正しい位置に戻す方法はいくつかあります。

１つはマッサージなどによって筋肉のバランスを整えることです。

筋肉は関節と関節をまたいで付いているため、筋肉によって関節がズレてしまっている場合は、
マッサージをすることによって筋肉を緩めればズレを戻すことができます。

しかし、必ずしも関節のズレが筋肉によって起こっているという訳ではありません。

筋肉のバランスを整えても関節の位置が戻らない場合は、靭帯にもアプローチをかけていく必要があります。

とはいっても、伸びきったり縮んでいる靭帯に直接どうこうする訳ではありません。

<背骨のズレを戻す骨盤の調整法>

背骨のズレの多くは骨盤から起きていることが多いです。

なぜなら、骨盤の上に背骨があり、骨盤は身体にとって土台となっているからです。

そのため、土台である骨盤が関節のズレによって安定していないと、
その上にある背骨にもズレが生じてしまうのです。

今回は骨盤のズレを正しい位置に戻す簡単な方法をお伝えしたいと思います！

・骨盤の前側にある出っ張っている左右の骨を目安に上下の高さを確認する。

・高さを確認したら、両手で骨盤を両側から軽く圧迫する。

・圧迫した際に、骨盤の後ろ側が動き出すのを感じながら深呼吸を3〜5回ほどする。

終わったら左右の骨の位置を確認してみてください。

少し骨盤のズレが整うと思います。

関節を圧迫することによって、靭帯が整い、それによって骨盤のズレを調整することができます。

骨盤のズレが整えば、背骨のズレも自然と整うようになりますので、皆さんも是非行ってみてください！

それでも

ダメだ、全然歪んでいる気がする_(:3 」∠)_

という方は一度ご相談下さいm(_ _)m

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

 

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