2018.08.09

病気と背骨の歪みの関係

こんにちは😃、副院長の五十嵐ですm(_ _)m

今日は前にあげた背骨の歪みの話の続きです。

人間の背骨は、首から腰まで24個の椎骨が
積み木のように積み重なり、骨盤と繋がる仙骨、尾骨が続き、横から見ると緩やかなS字カーブを描いています。

このS字カーブは、頭や上半身の重みを支えると共に、二本足で歩いたり、イスに座った時の体のバランスを取る重要な働きをしています。

そして、背骨にはもう一つ重要な役割があります。

それは脳から下りてきた脊髄の通り道となっていること!!

神経の太い束である脊髄は、背骨の中で枝分かれして、椎骨や仙骨の穴から出て、全身の隅々まで繋がっていきます。

脳から脊髄を経て全身に広がる脊髄神経系は大きく分けて三種類

〇 痛みや熱さを感じる知覚(感覚)神経、

〇 腕、足、体を自由に動かす運動神経、

〇 内臓や皮膚、全身の機能をコントロールする自律神経の三つです。

背骨のどこかがズレたり歪んだりすると、脊髄から分かれて出てきた知覚神経、運動神経、
自律神経が圧迫され、神経伝達が正常に行われなくなります。

知覚神経が圧迫されると、その知覚神経が支配している部分に痛みやしびれが出てきます。

例えば
腕の知覚神経に圧迫が起こりますと腕が痛み、しびれて感覚が鈍くなるという症状が現れます。
坐骨神経が圧迫されると、激しい腰痛や、ふとももから指先までビリビリと電気が走るような痛みが出てくることもあります。

運動神経が圧迫されると、その運動神経が支配している部分の筋肉が動かしにくくなり、手に力が入らない、物を落としやすくなる、足が上がりにくく転びやすい、つまずきやすいなどの
なんて事のない動作に支障が出てくるでしょう。

そして
最も気付きにくいのが
自律神経が圧迫された場合です。

自分でコントロール出来ませんし、感じることが出来ないからです。

自律神経は
内臓、血管、皮膚などの機能を正常に保つ働きをしているのですが、背骨のズレによって自律神経が圧迫されますと、様々な病気や体の不調が出てきます。

例えば
心臓の機能をコントロールしている神経が圧迫されますと、動悸や不整脈、狭心症などの症状が現れます。

肝臓をコントロールしている神経に圧迫が起こりますと、肝機能に異常が出てきます(アルコールが残りやすい、疲れが取れにくい)

また、血管も神経によって正常な働きが保たれているために、脊椎のズレによる神経圧迫によって血管の弾力性が失われ、高血圧や動脈硬化が進む原因の一つとなります。

皮膚もまた神経に支配されていますので、脊椎のズレはアトピー性皮膚炎やしつこい湿疹、かゆみ、肌荒れの原因となります(副腎皮質という臓器から皮膚を再生するホルモンが出ている為)

脊椎がズレることによって起こる症状は、手足の痺れ、腰肩背中などの痛みだけだと思っている人が多いと思いますが、それは脊椎のズレによる神経圧迫で起こる症状のほんの一部です。

内臓や皮膚の病気も、脊椎のズレによる神経圧迫によって神経伝達が弱まり機能が低下して発症に繋がることもあるわけです。

蛇口に繋いだホースを背骨、流れる水を神経とするならば
真っ直ぐなホースは水もスムーズに流れますよね。
でも
どこかで捻れたりぐるぐる巻きになったりすると水の流れも弱くなります。

神経も一緒で
背骨に歪みが生じると神経の伝達が弱くなり栄養分=治癒力が送れず、内蔵機能の低下、疲れやすい、ダルい、眠りの質が落ちる等体の不調となって現れるわけです。

〇腰が痛くて起きられない
〇体が痛くて寝ていられない
〇はっきりした症状では無いが、何となく体がつらい

どんな症状でもお悩み等ございましたら、一度ご相談くださいm(_ _)m

 

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