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2018.09.14
皆さまこんにちは😃
アシスタントの小松澤です( ◠‿◠ )
接骨院には、色々な症状を訴えて患者さんがやって来ます。
年齢も性別も様々ですが、学生さんは部活動やクラブチームの活動で怪我をされたという方が多いようです。
それが、大人になると腰や首・肩周りの不調・痛みで来院される方の割合がぐっと増えます。
そんな方達のほとんどが、治療中「○○さんは体柔らかい方ですか?」と先生方に聞かれて「硬いです…」とお答えになっています。
自信を持って「はい!柔らかいです!」と言った方、まだ、いらっしゃいません。(もちろん私の聞いてきた中でのお話です)
実は現在、私自身も体が柔らかいとは言えません。
若い頃、何気なくやっていたストレッチ。どこが伸びているのか、いまいち分からないことがありました。
それが、今同じようにやってみると…。しっかり伸ばされているのが、分かるんです。勝手な解釈ですが、当時は体か柔らかくて伸ばしている感覚がなかったのかな…、今は硬くなったから分かるのかな…と思います。
さて、柔軟性がなくなると体はどうなってしまうのでしょう?
柔軟性があれば「体の組織の伸び縮み運動」をスムーズに行うことが出来ます。それは「体の組織の若さ」につながります。
逆に「体の組織の伸び縮み運動」へ参加しなくなると、体は固くなって、組織の萎縮や老化が進んでしまい「体の組織の若さ」を失う結果になってしまいます。
ゴムは引っ張れば伸び、戻せば縮みます。ところが、劣化したゴムは、伸ばしても伸びませんよね。プチンと切れてしまうこともあります。体の中で、そういう状態になっているとしたら…。ちょっと怖いですよね。
腰痛や首・肩周りの不調・痛みでいらっしゃっている方の中には、体が硬くなってしまった状態の時に、痛みを引き起こすきっかけが重なってしまった、ということもあります。
柔軟性が失われるということは、体を痛めるリスクを1つ増やしてしまった、ということにつながってしまいます。
では、簡単に柔軟性をチェックできる動きを1つ。
足を肩幅くらいに開いて、膝を外側に向けてしゃがんでみて下さい。
かかとを浮かさず、床に着けたままの状態でいられますか?
かかとが浮いていたり、そもそもしゃがめない…という方は、足首が硬くなっているかもしれませんよ。
実は、生活環境の変化によって、以前より足首が硬くなっている方が増えているそうです。
お気付きの方もいると思いますが、しゃがみこむこのポーズ。これは和式トイレを使う時の動作なんです。
最近は、家庭や商業施設だけでなく学校でも洋式トイレがほとんどです。和式トイレは使えない、使ったことすらない子供もいます。
また、畳の部屋が減って、椅子での生活が多くなったことによって、以前は当たり前だった正座や胡座をすることが減ってきました。
ベッドで寝るようになり、布団の上げ下ろしをすることもなくなりました。
普段の生活で無意識に行われていた柔軟運動がされなくなり、気付かぬうちに硬い体になっていったのです。
普段、椅子の生活をしていて、正座や胡座をしないと足首が硬くなるのは当然のことです。
(膝などを痛めている方は正座など出来ない場合がありますので、あくまでも問題のない方のお話になります
)
人というのは、基本的に足首に力が入っているものですが、力を抜けばリラックスした状態になります。ところが、力を抜くことが出来ず、結果として足首が硬直していっている人が多くなっているそうです。
普段から、足首の柔軟性を心がけてみて下さい。
正座をしたり、相撲の四股を踏むという小さなことでも、足首の柔軟性を作るためには有効なことです。
テレビを見ながら、座った状態で足首を回すだけでも構いません。
少しずつ、柔らかくなっていくのを感じて下さい。
詳しくは前回、院長が更新した【足首回し】のブログを読んでみて下さい。
腰や肩周りも、同じように柔軟性を作る有効なストレッチが多くあります。
体は、どこかの部分、例えば腰を痛めていても、そこから繋がっている筋肉を柔らかくしてあげることで、痛みが和らぐこともあります。
ちょっと体が硬くなってきたな、というのは痛みが出る危険サインかもしれません。
そんな時は、無理のない範囲で意識的に体を伸ばしてみて下さい。
柔軟性を身に付けて、元気に動ける体を作りましょう!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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