2019.01.11

正月休み明けは、ギックリ腰に注意‼︎

2019年、明けましたね!

どうも皆様‼︎
院長の齊藤でございます( ◠‿◠ )

 

今年もあさひ鍼灸接骨院、スタッフ一同、より良い“健康と美容”情報を提供できたらいいなと思っております。

皆様がもっともっと、健康でハツラツとした日々を過ごしていただくために頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします! また、読者の皆様にとって更に花開く、素敵な一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

 

ところで、年は変わっても、去年の疲れがなかなか取れなくて、「肩こりや腰痛がきつい~」なんて感じながらお正月を過ごしていた方も多いのではないでしょうか?

 

また休み明けでも体調が思わしくなく、疲労がイマイチ抜けないという方も少なくないと思います。

 

何故、年末年始はこんなにも腰痛や肩こりなど、体調不良になりやすいのでしょうか?

 

気温や湿気、季節の環境、大気圧の変化などは、体の動きや体調に大きく影響する事は、皆様もご存知かと思います。

 

特に冬になり気温が下がってグッと寒くなると、筋肉は縮んで固くなるので伸縮しにくく、腰だけでなく、首や肩、股関節や膝関節など、体全体の関節の動きが悪くなります。

 

そんな状態のまま、長時間同じ姿勢をしていたあと急に動いたり、前屈み姿勢、中腰の姿勢などの無理な姿勢をして作業をしたりすると、身体が上手く対応できずに腰を痛めてしまう原因になるのです。

 

又、もともと慢性的にあった腰椎椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症などの患部を、伸縮性を失った筋肉が固く締めつけてきたり、骨盤周囲筋群の引っ張り合いが強くなったりすると、筋肉の間を通っている神経を刺激させやすくなる事で、脚への坐骨神経痛も出やすくなります。

 

寒い冬場は体全体が硬くなりやすいので、何かと症状が出やすい時期なんですね。

 

そして‼︎
年末とお正月明けは、特にギックリ腰を起こしやすい時期ですので要注意です‼︎

 

気温が極端に下がってくるのは12月位からです。寒さにより筋肉が縮まって固くなりやすい時期です。

 

にもかかわらず、12月は「師走」というぐらいですから、老師も恩師も、何だったら赤穂浪士も走るぐらい、年末にかけて皆さんも何かと忙しい。

 

特にお正月休みに入る前なんかは、年内中に出来るだけ仕事を片付けてようとして、仕事が立て込んでしまいます。

 

そして年末と言ったら、仕事の合間を縫っての度重なる「忘年会」と称した暴飲暴食。
飲んだ次の日の休みはゆっくりしたいのに、大掃除やら年末の買い出しなんかも待っている。

 

クリスマスなんてのもありますし、たしかに年末は雰囲気も良いし楽しい時期ではあります。

 

がしかし、実はこの時期は身体の疲労もかなり溜まってくるので、腰痛などの体調不良になりやすいのであります。

 

正月休みは、同じ休みでも温かく活動的な夏のお盆休みとは違います。

年末からお正月にかけての暴飲暴食などが続いているので、身体を動かしてカロリーを消費したいところなのですが、寒さもあってあんまり体を動かしません。外に出てのウォーキングすら億劫になります。

 

年越しは家族でご馳走を食べながら紅白歌合戦を見る。その後に追い打ちをかけるように、年越しそばをすする。そしてまた飲んで夜更かし。

 

年が明けたら早速お餅を食べ、おせち料理をつつきながらテレビで箱根駅伝を見る、なんて定番の過ごし方であります。

 

そのため「正月太り」なんて言葉もあります。

 

この急に正月太りしたお腹。
食べ過ぎたお腹の内圧は高くなっているので、腰回りの筋肉が張り詰めて固くなっています。

 

そして正月休み明けです。
これまでのんびりダラダラした生活で固くなっていた体を、仕事で朝から忙しく動かしていくわけですよ。

 

するとどうなるか・・・
バーンと張った腰がビックリして、ぎっくり腰を起こしやすいのです!

 

どうでしょうか?
これを読んでいる方は、身に覚えございませんでしょうか?

 

腰痛は多くの人みられる症状なので、ついつい軽くみられがちですが、この症状はただでさえ年末年始で弱っている、胃腸や肝臓などの臓器もさらに機能異常を起こしやすいです。

 

なので、日常茶飯事だからといって軽視してはぜったいダメです!

 

そうならないために、きちんと気分転換をして適度な運動やお風呂、きちんとした食事を摂取して血行を良くしていきましょう。

 

ちなみに疲れ全般は、適度な運動やストレッチ、そしてマッサージなどの治療が効果がありますが、日々の食事で食べると取り除いてくれるものもあります。

 

なかなか生活習慣が変えられない方は、以下の食べ物を摂取してみてはいかがでしょうか。

 

体の疲れをとってくれる素晴らしい栄養素ふたつ

 

1. クエン酸・・・梅干し、レモン、バナナ、グレープフルーツ、イチゴ、etc

 

血行の流れを促し、筋肉疲労をやわらげてくれる効果があります。サッカー日本代表長友選手は、試合前に梅干しを一粒食べるそうです。効果がありそうですね。

 

2. アミノ酸・・・大豆、酢、玄米、白米、小麦、そばなど

 

特に大豆は必須アミノ酸が全て含まれます。細胞の新陳代謝を促してくれて、筋肉を強くし疲労を取り除いてくれる効果があります。

 

あと、この時期に是非摂取してほしいものがあります。

 

それは、生姜です。

 

生姜に含まれる辛味成分ジンゲロールには、血行を良くしたり、消炎作用があります。
漢方薬の約7割には生姜が入っていて、健胃効果もあります。

 

さらに、皮膚からもよく吸収されるので患部に直接すりおろした生姜を貼ると痛みや冷えが解消される効果があるのです。

 

肌が弱い人は、水と小麦粉と混ぜて薄めてから使用してみてください。
下手に湿布を貼るより、効果があったりしますよ!

 

さあさあ、もう直ぐ小正月です。どんと祭もあります。
明日からの連休が明けたら、正月気分もリセット!

新年会などまだ続く方もいるとは思いますが、なるべく摂生した生活を心がけ、身体の血行を良くして、すっきり体調万全に過ごしていきましょうね!

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました( ◠‿◠ )

 

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