2019.06.18

梅雨のお話

こんにちは。
アシスタントの小松澤です。

5月半ばから夏のような暑さの毎日でしたが、梅雨入りした今月は、すっきりしないお天気が続いています。

梅雨になると、普段の生活で困ったなぁ…と感じることが幾つかあります。

その筆頭が《洗濯物が乾かない!》ではないでしょうか。

お天気が悪いので、必然的に部屋干しになってしまいます。
そうすると、カラッとした乾きは期待出来ないし、厚手の物は時間もかかるし。この時期のお洗濯、大変ですよね。

でも乾かないからといって、洗濯物を溜め込んでしまうのは良くありません!
洗濯物を干す量が増えると、それだけ干した時に大気中に放出する水分量が増えてしまうんです。
なので、洗濯物は溜め込まず、こまめにするのが良いようです。

干す時には、洗濯物同士の間隔を空けましょう。
お子さんがいる家庭なら、大人物と子供物を交互に干しましょう。
こうすることで、少しでも風通りを良くなるようです。

また、扇風機やサーキュレーターを回して風を当てたり、除湿機があれば、洗濯物の近くに置くと乾く時間が短縮されるようです。

梅雨時に気になることといえば、食中毒もその1つではないでしょうか。

この時期は、雨がよく降るので湿度も高く、気温も上がってくるため、食中毒をおこす細菌や食べ物を腐らせてしまう細菌・カビが繁殖しやすくなります。

腐った食べ物は、匂いや味の変化で気が付きます。また、カビの生えた食べ物は目で見てわかります。
しかし、食中毒菌は、食べ物の中で増えていても、匂いや味、見た目に変化がないものが多いので、なかなか気付きにくいんです。

そこで、食中毒を予防するために大切なのが
①つけない
②増やさない
③やっつける
の3つです。

食中毒を引き起こす菌は、身近な所にあるので、普段から手を洗うことを習慣付けましょう。

①つけない
食べ物に食中毒菌をつけないために、調理の前はもちろん、調理中や終わった後はしっかり手を洗いましょう。
もちろん、食事の前の手洗いも忘れずに。

②増やさない
食中毒菌の多くは、食品の中で数が増えたり、毒素を作り出すことで食中毒を引き起こします。
ですから、調理したものは出来るだけ早く食べてしまいましょう。
食べ切れなかった物は、そのまま放置せず、冷蔵・冷凍庫保存などで菌の繁殖を少しでも減らしましょう。

③やっつける
食中毒菌は、加熱することで死滅します。
食材の中まで、しっかり火を通して調理しましょう。

調理に使用した包丁やまな板・タオルも熱湯かけたり塩素系漂白剤で消毒をするなどして、菌の繁殖を防ぎましょう。

ところで、お天気が悪いと、膝や腰・以前痛めたことがあるところが痛くなる…という方いませんか?

なかには「体の○○が痛いから明日は雨が降る」と、天気予報が出来る方もいるのでは?

私の周りにも、同じように言う人がいます。そして、実際に当たってることが多いんです。

そんなお天気と体の痛みの関係を研究されている先生がいらっしゃいます。

佐藤純先生という方で、気温や気圧などを調整出来る実験室を使って、雨降りと同じような気圧と湿度にしての実験を行ったそうです。

「雨が降ると膝が痛くなる」と言うおばあちゃん達と、若い医学生達に実験室に入ってもらったところ、おばあちゃん達の脚はどんどん温度が下がって、むくみも出たそうです。


一方の医学生達には、変化が見られなかったそうです。
この実験で、天気によって痛みを感じる人がいることが証明されたのですが、それから20年以上も研究を続けられているそうです。

最初の時は、温度と湿度のセンサーが皮膚にあることはわかっていたそうですが、気圧を感じるセンサーについては、身体のどこにあって、どんな仕組みで感じているのか、なぜ気圧によって痛みが強くなるのかはわかっていなかったそうですが、現在は研究によって色々なことが解き明かされています。

興味のある方は、佐藤純『天気痛 つらい痛み・不安の原因と治療方法』(光文社新書) をお読みになって下さい。

膝や腰などの痛みのお話だけではなく、めまいや頭痛・天気の変化によるストレスのお話が色々あって、それぞれの対処方法なども載っています。

雨が降ると、散歩や外での運動が出来なくなりますが、ストレッチや室内で体を動かして、健康に過ごしましょう。

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