2019.11.14

不調を招くカッチカチ関節

皆様、こんにちは😃

五十嵐です!

徐々に寒くなってきましたが寒くなると、あちこち痛みや不具合が出やすくなってきますね。

今回のテーマは。。。

実は!あなたの体の不具合・痛みの謎は、「カッチカチ関節」かもしれない?!

背骨(頸椎、胸椎、腰椎、骨盤)、股関節、肩などの関節は、年々時間とともに固くなっていきます。

●カッチカチな胸椎(胸の高さの背骨)や股関節が腰痛を引き起こす?

胸椎や股関節が、カッチカチに固まってしまうことで負担がかかるのが腰です。

※背骨は全部で26個あり、

上から頸椎が7個

胸椎が12個

腰椎が5個

仙骨(骨盤)

尾骨(しっぽみたいな骨)

の椎骨(ついこつ)が積み重なって構成されています。

いわゆる腰痛を感じるのが腰椎です。

腰痛の多くは大きく反らしたり、急な動作が引き金となり発生します。
なぜ大きく動かすと痛みが起こるのかというと、腰椎は大きな動きには向かない関節なのです(実はそもそもの可動域が狭い)

過剰に動かす事で疲労、負担が蓄積し、痛みとして現れるわけです。
その中でも特に負担がかかるのが...

捻りの動作!!!

背骨の部位ごとの可動域をみてみると

●頸椎(7個)

可動域:45~50°

●胸椎(12個)

可動域:30~35°

●腰椎(5個)

可動域:5~10°

いやいや腰椎の可動域せますぎる!!!

確かにこの可動域では無理矢理動かしたら痛める原因になりますね!

たとえば、椅子に座って体をひねるという動き

腰椎自体は、非常に捻りの可動域の狭い関節なので、捻る動作のほとんどは可動域の大きな胸椎で行われます。

この時、胸椎がカッチカチでほとんど固まってしまっていると、本来捻りの可動域の狭い、あまり動かないはずの腰椎を強引に動かして捻ることになるので負担となります。

こういった負担の蓄積が腰痛を招くわけです。

また、立った姿勢でひねる場合、

主に動くのは股関節と胸椎がメインとなり捻るのですが、 この2つの関節がカッチカチだと腰椎で捻らなければなりません。

これが非常に腰の負担になるわけです。

腰痛の原因が、すべてが胸椎(背中)と股関節だとは言えませんが、原因の一つであることは間違いないでしょうね。

●捻りの可動域をあげるセルフストレッチ
①ストレッチをする前に左右に体を捻ってどれくらい動けるのかを確認
②おなかを押して固いところをみつけ、一番固いところを決める
③固いところを押しながら5回深呼吸
そしてもう一度捻ってみると...

さっきよりも動けるように!!(なってるはず)

これはおなかの奥にある体幹を支える筋肉が固くなり、股関節や胸椎の動きを邪魔している時にとても効果的なストレッチです。

<お酒が好きな人は良く読んでください>

肝臓はみぞおちの近くにあり、肝臓に負担がかかっている人(飲みすぎ、疲れている)は、みぞおちが固くなっている人が多いです。
肝臓の調子が良くなれば、みぞおちの固さもとれます。
逆もあり、
みぞおち(おなか全体)の固さがとれれば肝臓(周辺の内臓)への負担もへり調子も変わっていきます。

少し話は脱線しましたが、
内からも外からも健康な体を目指しましょう!!

© あさひ鍼灸接骨院